ゲーム会社にはプランナー、プログラマー、デザイナーは社内にいても、サウンドがいないというケースは多々あります。
そういった場合、サウンドは必要に応じて外部に発注することになります。
もし、あなたがサウンドを外部に発注することになった時、
「どうやって発注すればいいんだ??」
となるかもしれません。
というわけで、サウンド制作の流れや、必要な資料など、発注する仕方のポイントをまとめました!
~制作の流れ~
それでは、まずは大まかな流れを見ていきましょう。
②お打ち合わせ
③制作開始
④修正対応
⑤実機チェック
⑥制作終了
①NDA締結
所謂、「秘密保持契約」ですね。
締結 → 具体的なお話となる場合がほとんどですが、急ぎでデータが必要なケースもございます。
その場合は、締結日を打ち合わせの日に設定することで、すぐに守秘義務の対象とすることが可能です。
②お打ち合わせ
スケジュール、制作内容、納品方法、お支払いについてなどを行います。
オンラインでのお打ち合わせも可能です。
③制作開始
お打ち合わせで方向性が固まりましたら、制作に着手致します。
出来上がり次第、データは提出致します。
④修正対応
リテイクがあった場合、速やかに対応致します。
⑤実機チェック
実際のゲームをプレイしながら、正しく再生されているかの確認を行います。
⑥制作終了
終了となりましたら、御請求書をお送りさせて頂くことになります。
~お打ち合わせ時に確認させて頂きたい事~
①ゲーム内容とスケジュール
どのようなゲームなのか?
また、何時迄にデータが必要なのかを調整致します。
②音の方向性
クライアント様のサウンドのイメージをヒアリングさせて頂きます。
また、上記を踏まえた上で、専門職としてのご提案をさせて頂くこともございます。
③サウンドの仕様
サウンドに使える容量やメモリについてや、ミドルウェアを使うかどうか。
また、使用する音声フォーマットなど、仕様についてヒアリングさせて頂きます。
④ボイス収録について
ボイスが必要な場合は、提携の音響制作会社をご紹介させて頂きます。
提携先の会社は、収録だけでなく声優事務所との折衝も行っているので、事務系作業についてはほぼ丸投げが可能です。
~制作に必要なもの~
①SE制作リスト
ゲームに必要なSEがまとめられたリストになります。
形式は、エクセルやスプレッドシートがメインとなります。
また、どんな音が必要かがわからないという場合は、こちらでリストアップし、
それを元にクライアント様側で取捨選択して頂くことも可能です。
②SE制作リストに必要な項目
ファイル名
使用箇所
音のイメージ
ループかどうか
注意事項
③制作用の動画
SEの場合、動画がないと音が作れないケースがほとんどです。
そのため、クライアント様にゲームの動画のご用意をお願いすることになります。
④参考資料
イメージに近い音や動画があると制作がスムーズに進み、また、リテイクも減ります。
具体的なイメージが浮かばないという場合は、こちらからご提案をさせて頂くことも可能です。
⑤データの受け渡し環境の決定
Google Drive、SVN、Perforce、メール添付、FTPサーバーなどになります。
ミドルウェアの実装用データも当方で用意する場合は、SVNなどのバージョン管理ソフトが使える環境が必要になります。
⑥やり取りに使うツール
メールの他、チャットワーク、Slack などでのやり取りも可能です。
以上になります。
もし、楽曲や効果音の発注方法をもっと詳しく知りたいという方は、
より、ご連絡下さい!
相談無料となっております。